保守サービス

第三者保守とは?

第三者保守とは、メーカー以外の企業が対応する保守のことです。
機器が販売開始されて5-6年経過すると、メーカーは保守サービスを打ち切ります。これをEOSL(End of Service Life)と言います。

一般にエンドユーザはEOSLとなり保守サービスを受けられなくなった機器について、その機器に何ら問題なくとも、これを廃棄し、新機種へリプレースします。

第三者保守はこのような機器につき継続使用できるようにします。

聞いたこともないような企業による保守は信用できるのか?と不安になる方も多いと思います。フィールドワンは既にこの第三者保守で41年の実績があり、保守契約頂いている企業は誰でもその名前を知っている超大手企業ばかりです。例えば電気業界では売上げ上位20社中18社がフィールドワンの第三者保守によって、大事なIT環境を継続使用しています。

EOSLを越えてIT環境が継続使用できますので、リプレースのタイミングを企業が本当に必要な時期に合わせることができます。EOSLだから、という理由で無理に無意味なタイミングでリプレースする必要はなくなります。

基本的に、第三者保守への切り替えは簡単です。
最初にお客様IT環境の構成を確認いたします。そしてその結果に基づき保守のために必要なパーツを用意します。準備ができたら、これまでのメーカーとの保守契約を第三者保守ベンダーの保守契約に変えていただくだけです。


第三者保守を利用するメリット

まだ使用可能な機器を継続使用できるようになる

第三者保守によって企業はまだまだ使用可能な機器を継続使用できるようになります。加えて、メーカー保守よりも安価な価格で保守サービスを受けられるようになります。

リプレースのタイミングをコントロールできるようになる

リプレースには大きな予算と人件費がかかります。にも関わらず、現状はメーカーの都合であるEOSLで企業はコントロールされてしまっています。このことは単にリプレース費用が浮いた等というレベルの話ではない、大きなメリットだと言えます。

大幅なコストダウンができる

フィールドワンでは、中古機を使ったリプレースサービスも提供しており、リプレースにおいても大幅なコストダウンができます。あるお客様の例では新品で2億円だったリプレースプロジェクトが、わずか5千万円でリプレースできました。こうしたコストダウンは第三者保守を使用する歳のメリットと言えます。

一方で…

第三者保守を提供する企業は一般に小規模で、全国津々浦々にサービス拠点を持つメーカーのようには迅速なサービスを提供することができません。また、同じ理由で夜間対応には制限があります。従って、基本的にはベストエフォートでの対応となります。
そして、継続できることはメリットではありますが、いずれパーツも入手できなくなるので、永遠に保守が継続できるわけではありません。

フィールドワンの保守サービスでITコストダウン

フィールドワンの延命保守サービスがお客様の様々な問題を解決します。メーカーのEOSLはそのリリース日を起点として設定されますので、発表から月日が経ってからの購入の場合、意外に早くEOSLとなることがあります。結果的に、何の問題も無く安定稼働しているシステムのリプレースを強いられるのが現状だと言えます。こうした場合、従来のシステムがすんなり稼働すれば良いのですが、原因不明のシステム障害が発生する等、必ずしも移行は簡単に終わるとは限りません。IT担当者は、リプレースのための莫大な予算の確保ばかりではなく、リスクへの対処も考慮しなければなりません。

保守サービスについて

保守費用を削減し企業IT戦略を加速

・米調査会社Forresterによると、企業はIT予算の平均72%を保守関連費用に費やしています。

・逆に言えば、企業の成長に直接影響する新規プロジェクトに使える予算は最大でも28%しかないということになります。

・IT予算の72%を占める保守費用の削減により、企業の成長戦略を支えるITシステムの投資額を直ちに拡大できることになります。例えば、この費用を50%減にすると※28+36=64%の費用が戦略的IT投資に活用することができます。

保守費用削減モデルケース

・米ガートナーの調査においても運用・保守にIT総予算の74.1%を投資している実態が明らかになっており、多くの企業にとって、戦略的なITのためには、こうした保守関連予算の改革が近道となっています。

・一方日本国内においても、一般社団法人日本情報システム・ユーザー協会調査によって、ラン・ザビジネス(保守等現状を維持するための予算)に対し、バリューアップ(攻めのIT投資)は2割程度で推移していることが報告されています。

・2020年度報告によると、4割の企業において、ラン・ザビジネスが90%以上を占めるとなっています。

一般社団法人日本情報システム・ユーザー協会による調査

フィールドワンのIT費用削減3つのポイント

フィールドワンは主に以下の3つの方法による保守費用削減をご提案しており、各業界トップレベルの多数のお客様にご活用頂いています。1.メーカ保守 ⇒ より保守費の安い第三者保守へ

1.メーカ保守 ⇒ より保守費の安い第三者保守へ

2.リプレース回数を削減:(1)延命保守でより長く使用、(2) リプレース時、リファービッシュ機の活用による低価格のリプレース。

2.リプレース回数を削減

3.通常のオンサイトからお客様自身での保守を取り入れる柔軟な保守メニューでコストの大幅削減。

3.通常のオンサイトからお客様自身での保守を取り入れる柔軟な保守メニューでコストの大幅削減

●フィールドワンが提供する様々な保守サービス

フィールドワンでは以下のような様々な種類の保守をご提供しています。24時間365日のような高いサービスレベルの保守や、お客様の負担は増えますが低価格のセンドバック保守等。お客様のご要望に合わせたアレンジも可能ですので、是非ご相談下さい。

servicetype

●センドバック保守(年間契約)

故障した機器一式をフィールドワンに送付頂き、弊社にて問題の再現、切り分け、修理、ロングランテスト等で動作を確認し、ご返送いたします。パーコールでの対応も可能ですが、必要なパーツの入手等でより長くお待たせすることになります。

sendback

●パーツ供給サービス(年間契約)

予めフィールドワンより、予備パーツをご提供します。故障発生時にはお客様ご自身で問題の切り分け、故障個所の特定を行い、予備パーツを使って修理頂きます。故障したパーツは弊社にお送り頂き、弊社より使用したパーツの補充を行います。

part-kyokyu

予防保守の徹底 障害対応の迅速化 付加価値のある保守パーツの保管管理 保守情報の共有化

対応機器メーカー

●サーバー関係

・DEC社

PDP-11(PDP11)、VAX、Alpha

・Sun Microsystems社(Oracle社、富士通社、Fujitsu社)

SPARCシリーズ、SunFire、Xシリーズ、OracleDatabaseApplience(ODA)、Oracle ZFSシリーズ

・DELL(DellEMC)社

PowerEdgeシリーズ、HP(HPE)社 HP9000、rpシリーズ、Integrity rxシリーズ
Proliantシリーズ、SuperDome、D2Dシリーズ、StoreEasyシリーズ

●ストレージ関係

・DEC社

BAシリーズ、RAシリーズ、MSL(Storeever)シリーズ

・HP社

MSA(P2000)シリーズ、EVA(P6000)シリーズ、3PARシリーズ、XP(P9000)シリーズ、HPE Nimbleシリーズ

・EMC社

CXシリーズ、VNXシリーズ、Sun社 StoreEdgeシリーズ

・Sun社

StoreEdgeシリーズ、NetAPP社 FASシリーズ

・NetAPP社

FASシリーズ

・Dell社

EqualLogic

・Brocade社(Bloadcom社)

SANスイッチ (HP、Dell、富士通、IBM等のOEM含む)

●ネットワーク関係

・CISCO社

L2、L3スイッチ、ルーター
C1000/C2000/C3000/C4000/C6000/C9000シリーズ、ルーター Cisco800/1000/2000/3000/4000
ASR、AS5300シリーズ、Firewall ASA5500シリーズ

・HP社

L2、L3スイッチ ProCurveシリーズ、Arubaシリーズ、Aシリーズ

・JuniperNetworks社

SSGシリーズ、SRXシリーズ、EXシリーズ

・Fortinet社

Fortigateシリーズ

・F5社

LTMシリーズ

・Panasonic社

PNシリーズ

・Dell社

N4000シリーズ

・AlliedTelesis社

CenterCOM GSシリーズ

●ワークステーション関係

・HP社

HP9000 C-Class、B-Class、J-Class、700シリーズ、XWシリーズ、Zシリーズ

・Sun社

SPARC SparcStation、Ultra、Blade